11/18に発売されたポケットモンスタースカーレット・バイオレット。
予約時点ながら歴代売上上位に匹敵するほどの予約本数であった。
だが、発売後様々な意見が見受けられた。
「重たい」「カクつく」「バグが多い」
などなど...
ユーザーが「不快」と感じる迄にバグが沢山見受けられた。
なぜ、重たいのか。それにはスイッチのハードとしての限界と単なる「最適化不足」が原因と見受けられる。
カクつく。
カクつく。他のスイッチゲームと比べてみてもかなりカクつく。街に入るシーンや視点を移動するシーンでは特にだ。
ましてや戦闘シーンに入る際にエラー落ちする場面も見受けられた。
おまかせセーブをオンにして無く、数時間分の努力が水の泡になってしまったー。そんなに人もわりかし見受けられた。
※バックアップ機能を使うことによってデータの復旧は可能
前作(ポケットモンスターソード・シールド)では初期は多少のバグはあったものの、これだけ重いとは感じることは一切無かった。ましてやここ最近出たポケモンレジェンズアルセウスも今作のオープンワールドシステムに近い内容だったが、マップ毎にロードはあるものの動作は快適だった。
それに慣れている筆者は、最初の家の時点で「あれ、重たいな」と感じていた。
最近は、PCゲーで100FPS、300FPSなど高リフレッシュレートが出るものも多く、その分余計に重たく感じる、なんて書いている記事もあったがそれはまったくもって違う。
スイッチのゲームは、30fpsが出る程度で作られる事が多いが、今作は常に20fps程度しか出ていないように感じる。
理想であれば60fps程度出てもらいたいが、スイッチのハード性能を考えると不可能。
スイッチ自体、性能的には6年前のローエンドスマホレベル。
機種で言えば iPhone6sレベル。
流石に時代遅れ。
任天堂はスイッチの長期化を掲げているが、ここ最近のゲーム(今作やマイクラなど)を見ていると、やはりスペック不足は否めない。
日本は特にiPhone等でハイエンドの快適さに慣れてしまっているため、余計に低リフレッシュレートであるポケモンSVにストレスを感じるのではないかと思われる。
BDSP以下
誇張表現にはなるが、今のゲーム性は散々言われたBDSP以下。
BDSPもわりかし酷いバグは見受けられたが、あのグラフィクス(苦笑)のお陰か、重たく感じるシーンは無かった。またSVのボックス画面のように表示が遅れることも無かった。
今のSVはBDSP以下と言っても過言では無いレベル。
ボックスの使い勝手も悪い。
(どうやらBDSPからの使い回しの模様。は?)
グラフィックス比較
分かりやすい例として「水源」の画像を持ってきた。どれが一番綺麗だろうか。
ポケットモンスター ソード・シールド(Switch)
ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(Switch)
ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(Switch)
剣盾に近いレベルに思えるが微妙に剣盾の方が良さげ。
あれ?SV...
流石に3DSよりかは良いですが、散々な言われようだったBDSPに劣るような..
オープンワールドということもあり、グラフィックも良いとは言えない感じです。
結論
ポケモンの新たな試みとしては良いゲーム。
ストーリー性は分かりやすく、中々多い。
ただ、ゲームプレイの快適性やグラフィックスの観点からすればかなり悪い印象。
(グラフィックスはスイッチのスペックアップを図らない限り向上しない。ましてや現状としてはグラフィックスをかなり落とさなければ動かないレベル。無理して低スペック端末にオープンワールドゲームを動かそうとすること自体、至難の業と言ってもおかしくないレベル)
折角のストーリーをバグ等で台無しにしているように感じる。
ただ、あのグラフィクスレベルなら本来ならスイッチでも動くレベル。と、言う事は
「最適化不足」
これに尽きる。
ゲーフリさん。クリスマス(子供たちが遊ぶ頃)迄にはもう少し快適に遊べるように...お願いします...
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総評価
ゲーム性:30点
ストーリー性:90点
デザイン性:50点
全体;60点