アニメ「ポケットモンスター(2023)」シリーズは、放送開始1年半を迎えた。
第1章「リコとロイの旅立ち」編から始まり、「テラパゴスのかがやき」「テラスタルデビュー」編を挟んで24年10月からは「レックウザライジング」が始まる。
そんな中、少しばかり気になる点が出てくる。
そう、「今シリーズの最終回はいつなのか」ということだ。
アニメ「ポケットモンスター」シリーズは大体3年から4年おきに渡って放送したのち、新シリーズへ入るのがお決まりの流れとなっている。
アニメ「ポケットモンスター サン&ムーン(2016)」まではゲーム「ポケットモンスター」に合わせた地方での冒険だったが、前作「ポケットモンスター(2019)」通称:新無印では全地方が舞台となった。
そして今シリーズ「ポケットモンスター(2023)」も前作と同様に舞台は全地方となっている。
ここ5年間、アニポケは原作準拠を取りやめているというわけだ。
だが、新無印編も全地方を舞台にはしたものの、結局は22年12月に放送終了した。
そして主人公:サトシのフィナーレを描く物語「めざせポケモンマスター」編が3か月間描かれ、終焉した。
フィナーレを描いた関係で今作「ポケットモンスター(2023)」の放送開始は異例の4月スタートとなった。
ゲーム「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」発売5か月後のことだった。
ここで過去のシリーズの放送期間をおさらいするとこんな感じだ。
無印編:1997年4月~2002年11月(5.5年間)
AG編:2002年11月~2006年9月(4年間)
DP編:2006年9月~2010年9月(4年間)
BW編:2010年9月~2013年9月(3年間)
XY編:2013年10月~2016年11月(3年間)
SM編:2016年11月~2019年11月(3年間)
新無印編:2019年11月~2022年12月→MPM編:2023年1月~3月(3.5年間)
リコロイ編:2023年4月~(現在)
BW編からSM編までは3年周期が続いていた。
新無印編は周期を少し外れ3.5年となったが、ゲームの方は3年周期で発売されていた。
そうなるとリコロイ編はいつ終わるのだろうか。
25年10月終了と26年3月終了の2パターンで考えてみる。
予想①:2025年10月
現在のシリーズは約半年毎にサブタイトルを変更している。
今作は「テラパゴスと六英雄の謎を明かす」ことが目的であり、進捗としては6割ほどだ。
残すポケモンはバサギリとエンテイ。
バサギリに関しては第4章で触れることが明かされている。
そしてそのうちエンテイも同章内で出てくると考えるとすると四章のクライマックスは「レックウザをゲットし、テラパゴスの求める場所(ラクア)を探し求めること」になると考える。
そうなると第5章(25年4月~?)は最終章として「ラクア・エリアゼロへ行く」という流れが一番良いだろう。
そうと考えると第5章が終わるのは25年9月~10月あたり。
そこがリコとロイの冒険のフィナーレとなると考える。
予想②2026年3月
予想①の場合、放送期間は2.5年とシリーズ最短となる。
そのリスクを考えると3年間放送出来る26年3月まで、とも考えられる。
だが、放送期間が長くなるということは第3章「テラスタルデビュー」編のように、どこかしらで縦軸の話を止める必要が出てくる。
無理に話を引き延ばしたところで、製作人ぐらいにしかメリットは生まれない。
奇想天外なストーリーにするか、はたまた他のアニメのように休止期間(クール制)を設けるかしなければ、新無印編の最後のように総集編を連発する羽目になる。
それだけは何があってもやめてもらいたい。
主人公「リコ」「ロイ」は今シリーズで終わり?
結論から言えばほぼ確で終わる と考える。
というのも今作はあくまでもゲーム「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」のポケモン「テラパゴス」に焦点を当てており、世代が変わっても通用するポケモンでは無い。
それに加え、リコ・ロイともにパルデア御三家をメインポケモンとしており、これまた世代が変わった際は(PRとしての面で)現行御三家は切り捨てられる。
そうとなるとリコ・ロイを始め今作のオリキャラはシリーズ内で完結するものと思われる。
SNS上では続投の声もいくつかあるが、現ポケモンの主人公=(リコ・ロイ)が未だに染みついていない以上、たとえ主人公がまたも変更になったところでサトシからの変更の時のような話題性は微々たるものだろう。